中学生時代の片思い人と…

中学生に入学して間も無く、聞き覚えのある渋谷君の存在をしりました。

 

学年1人気の背が高く硬派で顔が整っているモデルのような目立つ存在で、渋谷ふぁんが入学してすぐに出来ている状況。私も渋谷君をかっこいいとは思いましたが、その気持ちより渋谷という名前と顔が何処かで会った気がして気になってました。そのまま中学生1年生から2年に上がる頃に、渋谷君は後輩からも騒がれる存在になっていました。

 

そんな状況でも渋谷君は女子と話しているのはほとんど見た事がなく近寄りかたい存在に、私もまだかっこいい位の気持ちだけでした。 何人か渋谷君に告白をした話や振られてしまった話を聞いていました。

 

中学生3年に上がる時、クラス替えで初めて渋谷君と同じクラスになりました。

近くで見るとやっぱりかっこいいと見るのが楽しみになってました。

 

それでも、友だちを返して話す位で距離も縮まらず中学生の時に係り決めがあり、クラス全員何かやらなくてはならず係りは男女1名ずつ2人でやる決まりで、学級委員や放送係りなどあり、面倒な事が嫌いだった私はサボリで良く保健室にいたので保健室の先生と仲が良かったので迷わすわ保険係りに手をあげました。

 

手を挙げたのが渋谷君、もちろん渋谷君が手を挙げた瞬間に待っていたかのように女子の手が何人も上がってしまい、男子は渋谷君で決まり。10人程の女子でジャンケンをして決める事に、保険係りと言うより渋谷君争奪戦になっていました。それでも保険係りは楽なので諦めず私もジャンケンにはいり、保険係りを運良く勝ちとり保険係りになりました。

 

保険係りは授業中に体調が悪い子を保健室につれていくのがメインで後は週に一度男女それぞれトイレの予備トイレットペーパーを確認して減っていたら保健室から補充して置くだけの簡単なもので、保険係りが同じだからといって男女1名ずつが何か一緒にする事もなく話す事もありませんでした。

 

中学生3年の夏休み前にトイレットペーパー補充の為に保健室の備品庫に取りに行くと渋谷君も取りに来ていて初めての2人になり変に緊張していた時に渋谷君が「足立って鎌倉幼稚園じゃあない?」と声をかけられ予想外の出来事にビックリしていましたが 考えて見たら私が渋谷の名前と顔が何処かで会った気がしていたのは、幼稚園が同じだったからだと思い出しました。

 

渋谷君は「ずっと足立って鎌倉幼稚園にいたって思って聞こうと思っていたんだけどスッキリした。」と言われて少し幼稚園時代の話しをして戻る頃には心臓がドキドキして、かっこいい位が話した事で渋谷君を好きになってしまい単純な中学生。思ったら後数ヶ月で卒業、高校はもちろん別々と考えたら告白するしかないと渋谷君を呼び出し告白しました。

 

もちろん断られました。夏休みにはいり振られた私は落ち込む事もなく、渋谷君を夏祭りに2度目の告白にもちろん断られました。それから冬のクリスマス前に諦めず3度目の告白に渋谷君は「女子と話すの苦手だから付き合うとか分からないしごめん。」と理由も話してくれました。

 

3度目の告白に3度目振られても気持ちは変わらず、卒業式を控え本当にもう会えなくなると思い卒業式を間近に4度目の告白をしました。

 

渋谷君は呆れ顔でしたが「前にもう話したけど女子と話すのが苦手だから付き合うとか分からないし、もう卒業して高校も別々だしどうなるか分からないから分からないけど、とりあえず付き合う。

 

ただ高校に入って環境が変わってきた時に駄目なら付き合うのは辞めよう。」と 最後に振られてスッキリ卒業するつもりが、予想外の答えに告白した自分が驚き逆に「付き合うの?」っと聞いてました。

 

はれて渋谷君の彼女になれ、春休み散歩や夜の電話をしていましたが高校に上がり自然と高校生活に楽しみにお互い連絡も取らなくなり、私は高校に新しい彼氏が出来ていました。

 

渋谷君も学年1の美人と付き合ったと噂を耳にしましたが、ほんの数ヶ月の中学生時代初めての恋に4度目の告白に今でも渋谷君の優しさに良い思い出です。

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